2016年に結成され、圧倒的なバンド演奏力とダンスパフォーマンスを融合させた「二刀流」スタイルでジャニーズJr.黄金期を牽引したLove-tune(ラブトゥーン)。2018年秋に発表されたメンバー7人全員の一斉退所劇は、当時のエンタメ界に大きな衝撃を与えました。その後、2019年に7ORDER(セブンオーダー)として奇跡の再集結を果たし、自主レーベルの設立やメジャーデビューを経て、2026年現在も独自のポジションを確立しています。
本稿では、当時の契約問題をめぐる舞台裏から結成秘話、メンバーカラーや詳細プロフィール、森田美勇人の脱退理由、そして2026年におけるメンバーそれぞれの最新活動状況まで、報道資料や一次情報に基づき客観的かつ徹底的に紐解きます。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:Love-tuneは2018年末に契約方針の相違から異例の7人全員一斉退所を選び、2019年に7ORDERとしてセルフプロデュース型グループへ進化。
- 要点2:2023年6月に森田美勇人が表現活動の専念を目的に円満脱退し、2026年現在は6人体制の7ORDERと各メンバーのソロ活動が並行して成熟期を迎えている。
- 要点3:旧態依然とした事務所主導型からクリエイティブ自立型へと移行した彼らの歩みは、日本のボーイズグループにおけるキャリア自立の先駆的モデルとなっている。
【結成から全員退所まで】Love-tuneが駆け抜けたJr.時代の軌跡
Love-tuneの歴史は、2016年3月にシアタークリエで開催された『ジャニーズ銀座2016』において、安井謙太郎・真田佑馬・諸星翔希・萩谷慧悟の4名体制で発表されたことから幕を開けました。その後、同年5月21日の同公演内で森田美勇人・長妻怜央・阿部顕嵐の3名が電撃加入し、7人体制が完成しました。
彼らの最大の特徴は、全員が楽器を演奏する本格派ロックバンドでありながら、高度なアクロバットや群舞を完璧にこなすハイブリッドなパフォーマンス力にありました。2017年10月にはジャニーズJr.の単独グループとして異例となる横浜アリーナ単独公演(3公演で約4万5,000人動員)を成功させ、CDデビュー最有力候補として確固たる地位を築いていました。
しかし、2018年に入ると露出が急激に減少。同年末の公式発表をもってグループは活動休止となり、Jr.の歴史上類を見ない全員退所という結末を迎えることになります。
異例の全員一斉退所と契約問題の真相|何が起きていたのか?
2018年11月30日夜、公式ファンクラブサイト「ジャニーズジュニア情報局」を通じて、メンバー7人全員の退所が突如発表されました。安井謙太郎は2019年3月31日、真田佑馬・諸星翔希・萩谷慧悟・阿部顕嵐・長妻怜央は2018年11月30日、森田美勇人は同年12月31日という段階的な退所スケジュールが組まれました。
この異例の事態を引き起こした決定的な要因について、報道各社の取材や関係者の証言で明らかになっているのが、2018年1月に事務所側から提示された「専属契約書」を巡る交渉の不調です。
当時、旧ジャニーズ事務所ではタレントとの権利関係を近代化するため、Jr.に対しても正式な専属契約の締結を進めていました。しかし、提示された契約条件や将来的なグループ活動の裁量権に関して、メンバー側が即時サインを行わず「一度持ち帰って内容を精査・相談したい」と申し出たことが発端となりました。
ネット上では「事務所幹部との不仲」「メンバー間の対立」といった憶測が飛び交いましたが、実際の対立軸は「トップダウンのマネジメント体制」と「セルフプロデュースを重視するメンバーの職業的自立心」の齟齬にありました。7人は誰か1人を残すことなく、グループとしての結束と表現の自由を守る道を選択し、全員での退所という決断に至ったのが真相です。
【一覧表で比較】ラブトゥーンメンバーのプロフィール・カラーと変遷
Love-tune時代の基本データおよび7ORDERへの移行後の変遷を一覧表で整理します。メンバーカラーはファンとの絆を象徴する要素として、体制移行後も原則として引き継がれました。
| メンバー名 | 担当・メンバーカラー | Love-tune時代の実績 | 2026年現在の主な活動状況 |
|---|---|---|---|
| 安井 謙太郎 | ボーカル / ピンク | 最年長リーダー、MC・ラジオでJr.全体を牽引 | 7ORDERリーダー。音楽・映像制作のプロデュースやラジオパーソナリティを担当 |
| 真田 佑馬 | ギター / 赤 | バンドマスター、多数の舞台で主要キャスト歴任 | 楽曲提供・作詞作曲、映画プロデュースや舞台演出などクリエイターとして活動 |
| 諸星 翔希 | サックス・ボーカル / オレンジ | ムードメーカー、管楽器演奏とアクロバットを担当 | 本格的なサックスプレイヤーとしてフェス出演、バラエティ番組や舞台で活躍 |
| 森田 美勇人 | ベース / 白(※2023年脱退) | Travis Japan兼任歴、モデル・ダンサーとして高い評価 | ファッションプロジェクト「FLATLAND」主宰。モデル・アートディレクターとしてソロ活動 |
| 萩谷 慧悟 | ドラム / 緑 | グループのリズム隊の要、端正なビジュアルで人気 | 声優・舞台俳優として多数の外部作品に出演。スキューバダイビングなど趣味分野でも発信 |
| 阿部 顕嵐 | ボーカル・ギター / 紫 | センターを務め、ドラマ『近キョリ恋愛』等で主演 | 舞台『ヒプノシスマイク』など2.5次元・グランドミュージカル主演俳優としてトップクラスの実績 |
| 長妻 怜央 | キーボード / 青 | 最年少メンバー、圧倒的スタイルと高い身体能力 | 地上波ドラマ主演、アーティストとしての個展開催、バラエティ番組レギュラー出演など多角展開 |
Love-tuneと7ORDERの違いとは?森田美勇人脱退の真相と現在の体制
Love-tuneと7ORDERの決定的な違いは、「事務所の意向に沿って活動する受動的なアイドル」から「権利や企画を自らコントロールする独立型クリエイティブ集団」への構造転換にあります。
2019年5月に「7ORDER project」を立ち上げた彼らは、2021年1月13日に日本コロムビアからメジャー1stアルバム『ONE』およびLIVE Blu-ray / DVDを同時リリースし、メジャー再デビューを飾りました。日本武道館公演を含む全国ツアーを成功させ、楽曲制作から舞台プロデュース、グッズ開発に至るまで自社主導で運営する体制を確立しました。
森田美勇人の脱退理由とメンバーとの関係性
順風満帆に見えたグループ活動の中、2023年6月14日、森田美勇人の7ORDER脱退が公式発表されました。
脱退理由として発表されたのは、「自身の表現活動(アート・ファッション・デザインなど)の追求」および「個人としての新たな挑戦への専念」でした。森田はJr.時代から類まれなファッションセンスと身体表現で注目されており、グループという枠組みを超えて自身のブランド「FLATLAND」やアート活動に100%のエネルギーを注ぎたいという強い意志がありました。
当時の特番インタビューやメンバーの手記で語られた通り、この決断は長時間の対話を重ねた末の「発展的かつ円満な別れ」であり、脱退後もメンバー同士の私的な交流やリスペクト関係は維持されています。
【実態検証】ファンの生の声と2026年現在の個別・グループ活動状況
2026年現在、7ORDERは6人体制として安定した活動基盤を築いており、個人のソロワークとグループ活動の相乗効果が最も高い水準に達しています。
SNSやファンコミュニティの声を検証すると、退所直後の不安や動揺から、現在の姿に対する評価は大きく変化しています。
- ファンのリアルな声(SNS・コミュニティ調査):
- 「一斉退所した時は絶望したけれど、自分たちの力で武道館に立ち、2026年の今も音楽を届けてくれている姿に勇気をもらえる」
- 「顕嵐くんの舞台での圧倒的な存在感や、長妻くんのドラマ主演など、Jr.時代には想像できなかった個人の才能が開花している」
- 「美勇人くんが抜けた時は寂しかったが、それぞれの道で互いを誇りに思っているのが伝わるから今も全員応援できる」
特に阿部顕嵐は大型ミュージカルや舞台作品で主演を重ね、演劇界で確固たる評価を獲得。安井謙太郎はラジオや音楽制作のディレクションで手腕を発揮し、長妻怜央は俳優・アーティストとして独自の路線を開拓しています。真田・諸星・萩谷もそれぞれの専門性を深め、フェス出演や客演舞台で存在感を示しています。
【プロの結論】芸能界における「脱退・独立」の構造改革とファンが持つべき視点
Love-tuneの全員退所から7ORDERへの転換、そして森田美勇人の独立という一連の流れは、昭和・平成型の「芸能事務所によるタレントの囲い込み」から、令和型の「タレント本位のエージェント契約およびキャリアの自律」へのシフトを象徴する歴史的事例といえます。
従来、グループからの脱退や事務所移籍は「裏切り」「タブー」と捉えられがちでした。しかし、心理的な依存関係(共依存関係)を断ち切り、個々のクリエイティビティや人生の選択肢を尊重し合う「健全な心理的バウンダリー(境界線)」を保つことこそが、結果としてコンテンツの質とタレント寿命を伸ばす要因となります。
【プロの結論】見届けるべきファンと慎重になるべきファンの判断基準
- 現在の7ORDER・元メンバーの活動を心から楽しめる人: グループの形態や肩書にとらわれず、個々のメンバーが追求する音楽・舞台・アートなどの「表現そのもの」を応援できる人。
- 慎重な受け止めが必要な人: 「旧来の王道アイドル像」や「7人が永遠に同一プラットフォームで活動し続けること」のみを絶対視し、変化や個人のキャリア選択を受け入れることに強い抵抗を感じる人。
【ラブトゥーン メンバー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:Love-tuneの正式な結成日と退所日はいつですか?
A1:結成日は4人体制での発表が2016年3月、7人体制の完成が2016年5月21日です。退所日は2018年11月30日に一斉発表され、同日から2019年3月31日(安井謙太郎)にかけて順次全員が退所しました。
Q2:Love-tuneと7ORDERでメンバーカラーの変更はありましたか?
A2:メンバーカラーの変更はありません。安井(ピンク)、真田(赤)、諸星(オレンジ)、森田(白)、萩谷(緑)、阿部(紫)、長妻(青)の配色が7ORDERでもそのまま引き継がれました。
Q3:森田美勇人が7ORDERを脱退した理由は不仲ですか?
A3:不仲ではありません。ファッションプロジェクト「FLATLAND」をはじめとする自身の表現・アート活動に専念するための前向きな円満脱退です。脱退後もメンバー間での良好な関係性が伝えられています。
Q4:2026年現在、元Love-tuneのメンバー全員が揃う可能性はありますか?
A4:現時点で7人全員による公式な再結成プロジェクトは発表されていませんが、個人のイベントやプライベートでの交流は続いており、将来的な客演やコラボレーションの可能性は完全に閉ざされていません。
まとめ:自主自立を選んだ7人の挑戦が切り拓いた新たな未来
Love-tuneが選んだ「全員退所」という道は、当時の常識を覆すリスクの高い決断でした。しかし、彼らが切り拓いた7ORDERとしての軌跡と、2026年現在も多方面で活躍し続ける個々の姿は、エンターテインメント業界における「自己決定権と表現の自由」の価値を証明しています。
形式的なグループの枠を超え、それぞれの表現領域で輝き続ける彼らの活動は、今後も日本のボーイズグループ史における重要な指標として注目され続けるでしょう。 (出典: ラブトゥーン メンバー(Yahoo!ニュース))